部品取り免許

廃車の部品取りは個人で行ってはいけない

廃車から、部品取りをしていたという方もいらっしゃるでしょう。
昔はそれでも良かったのですが、
自動車リサイクル法が施行されてからは廃車の部品取りを行うことが困難となりました。

 

基本的に、個人で部品取りを行ってはいけません。
当然ですが、個人で部品取りをして売るというのは違法に当たります。

 

自動車が好きだという方の場合、どんどん改造していくということもあるでしょう。
改造は自動車の醍醐味の一つですが、廃車にしてしまうという時には注意しないといけません。
個人で部品取りを行うことができないので、お金をかけたパーツが戻ってこないということもあります。

 

アクセサリーといった、運転とは直接の関係がない箇所については
個人で取り外してしまっても問題はありません。
しかし、手を付けてはいけない箇所の方が多いので、
改造を考えているという方は廃車のことも頭に入れておくと良いでしょう。

 

廃車が決まったら個人でどうこうしようとせずに、解体業者の許可を取って処置を行って下さい。

 

 

 

部品取りをするには許可がいる

 

個人に許されている範囲をこえて廃車から部品取りを行うには、
原則として都道府県知事・保健所設置市長から、
解体業を行う許可をもらう必要があります。

 

許可をとることができれば部品取りが可能ですが、
個人でこの許可を取るのは非常にハードルが高いといえます。

 

解体に必要な工場や自動車の保管場所といった設備はもちろん、
知識や技能も求められるからです。

 

残念ながら部品取りをするためだけに、少しの手間で
許可をもらえるというものではありません。

 

 

解体業の許可は、許可を取るために設備や技能が必要な上、
無許可での解体が発覚すると非常に厳しいペナルティが科せられま

 

す。

 

無許可での解体が発覚した場合、
自動車リサイクル法に違反したことになり、
1年以下の懲役あるいは50万円以下の罰金を科せられます。

 

さらに、廃車予定の車の扱いについては、
自動車リサイクル法以外にも、廃棄物処理法も関係してきます。

 

 

個人での部品取りには自動車リサイクル法のみならず、
複数の法律に違反するリスクが有ります。

 

複数の法律に同時に違反し、
それだけ重い刑罰を受けるおそれがあるのです。

 

 

 

 

※部品取りに関する規制についてのPDF

 

経済産業省 環境省
(財)自動車リサイクル促進センター

 

 

自動車リサイクル法に関する主なQ&A
http://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/mono/aut

 

omobile/automobile_recycle/other/pdf/explanation/hikitoriQA.p

 

df

 

 

 

 

 

分からない時はやめたほうが無難

 

 

廃車からの部品取りは、
よほど知識があったり免許を持っていたりしない限り、
個人ではやらないほうが無難です。

 

外した部品によっては違法行為になりますし、
発覚した場合は罰金や懲役刑といった処罰の対象になります。

 

必ず発覚するわけではないと思いますが、
発覚しなくても違法行為には変わりませんし、
やはりリスクはあります。

 

手間を考えると割に合わないのが現状と言えそうです。

 

なので、廃車予定の車を再利用したいときは、
部品取りよりは売却が無難かもしれません。

 

 

 

廃車予定の車でも売却が可能

 

 

廃車を予定したような車でも、業者を選べば売れることがあります

 

 

身近な買取店やディーラーには高く買い取ってもらえなかったり、
査定が0円だったりする車でも、あきらめてしまうのは惜しいことです。

 

 

 

本当に状態の悪い、廃車予定の車なのですが…

 

部品取り後に廃車を検討されるお車なら、
廃車を予定されるなりの理由があると思います。

 

低年式、多走行、事故歴あり、事故現状車、
損傷箇所があるダメージカー、
規制で乗れなくなったディーゼル車など、
一般的に買取が難しいと言われる状態なのではないでしょうか。

 

そこで、どこに持ち込んでも買取は難しいと思われていたり、
すでに身近なディーラーなどで0円査定や廃車費用の請求など、
納得がいかない結果になっているかもしれません。

 

納得がいきませんよね。

 

 

国内では廃車予定でも、海外ではその車を使いたいユーザーがいる

 

事故歴があったり、破損している、古くてぼろぼろなどの、
いわゆるダメージカーは、国内では価値が無いとされがちですが、
海外では使用可能な中古車として評価されることが多くあります。

 

国内では修理が必要な車や古い車は
本当はまだ乗れるコンディションでも廃車処分にされることが多々ありますが、

 

海外では古い車や多少ダメージが有る車でも、
メンテナンスして大切に長く乗る文化が
根付いている国があります。

 

国内で価値が無いと評価される車でも、
車についての価値観が日本とは違う国では、
実用に際して問題がない中古車として歓迎される場合があるのです

 

 

 

国内で廃車予定の車を買取って、輸出している業者がいる

 

 

一部の企業では、国内と海外での車に関する価値観の差に注目して、
国内で廃車寸前の車を買取り、海外に向けて販売しています。

 

そのような企業にとって、廃車予定の車は買取りたい、
つまり仕入れたい、商品になります。

 

身近なディーラーや中古車販売店で、価格がつかなかったり
廃車を提案された車でも、買取ってくれる可能性が高いのです。

 

 

 

身近に買取ってくれる企業がないときは

 

廃車予定の車は価値があるとはいえ、
どこの企業でも買い取りが可能とはいかないのが現状です。

 

そこで、廃車予定の車を買取ってもらうためには、
企業選びが大切になるのですが、
問題は身近に良い企業がない時です。

 

身近な企業で買取が難しそうなときや、
探す手間をかけられないときは、
ネットの一括査定はいかがですか?

 

 

ネットを利用した一括査定サービスでは、
様々な業者が参加します。

 

海外に販売ルートを確保している企業、
ダメージカーの買取に強い企業など…

 

さまざまな業者が査定を行うので、
身近な買取店で思うような価格がつかなかった車にも、
高額な査定が付く可能性があります。

 

 

 

廃車の部品取りを行うために免許を取る

 

個人で、廃車から部品取りを行うことはできません。
しかし、逆に言えば免許のようなものがあれば
廃車の部品取りを行えるのでは、と考えてしまう方もいらっしゃるでしょう。

 

確かに、解体業者となってしまえば部品取りを行っても問題はありません。
ただ、これは現実的ではないでしょう。

 

解体業者というものは、なろうと思ってなれるという立場ではありません。
解体業者になれないと断言することはできませんが、
環境保全のための設備がないとなれないのは確かです。

 

もちろん、設備があれば良いというわけではなく、知識や技術も求められます。
そのため、免許を取ってから部品取りを行うというのは現実的とは言えません。

 

間違いなく免許を取る方がお金がかかりますし、
仮に取れたとしても年単位の時間が経過していることでしょう。

 

解体業者の許可を取るよりは、車を売ったり、
業者に相談してほしい部品を返してもらったほうが現実的です。

 

廃車の部品取りを行いたいというのは自然な考えですが、
現在は法律の関係で手間やリスクがともないます。

 

 

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